井戸 美枝 Ido Mie
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者」、社会保険労務士。経済エッセイスト。
前社会保障審議会企業年金・個人年金部会委員。国民年金基金連合会理事(非常勤)。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題、年金・社会保障問題について解説している。近著に『定年男子定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!』(日経BP)、『残念な介護 楽になる介護』(日経プレミアムシリーズ)、『私がお金で困らないためには今から何をすればいいですか?』(日本実業出版社)、『今すぐできる!iDeCoとつみたてNISA超入門』(共著、扶桑社)など。
様々な年代や家族構成、収入などのパターン別に老後のお金の対策をするためには、どのようなことが出来るかを詳しい数字を交えて解説しています。
そして、今後の年金の計算方法や活用法、iDeCoやNISAの内容についても分かりやすく紹介しています。
・平均寿命と健康寿命のギャップ
・老後に備えるためのポイント
・年代別老後に困らないためのチェックリスト
・自分の年金チェック法
・年金の仕組み
・年金受給額のタイプ別目安
・ねんきん定期便の見方
・ねんきんネット利用法
・年金について知っておくと良い便利な情報
・年金と介護の関係
・年金受け取り時の手続き法
・老後の必要資金の目安
・老後に向けての積立金の目安
・老後のための今からできる対策
・現在の支出を明確にする方法
・現在の資産のつかみ方
・加入している保険証券の見方
・各パターン別目標貯蓄率
・iDeCo・NISAの活用法
・iDeCoの詳しい利用法
・iDeCoの申込み方法
・おすすめバランス型投資信託
・おすすめインデックス型投資信託
・投資信託のリスク/リターンの現状
・つみたてNISA活用法
・つみたてNISAの申込み方法
・会社員が年金を増やす方法
・60歳以上で働くメリットとデメリット
・年金の増加金額がわかる計算式
・フリーランスが年金を増やす制度
この「一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!」は、年金やiDeCo、NISAなどについて、かなり詳しく数字を交えて、将来的にどのような状態になるかを示しながら、具体的に「今何をしなければならないか」を解説しており、各年代の家族構成と年収で将来のためになすべきことが具体的にわかるようになっています。
特に、この「一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!」は、年金の仕組みや将来像、iDeCoの活用法や注意点については、かなり踏み込んだ内容となっているので、年金やiDeCoについての理解が深まります。
また、ひとり親や離婚後の対策についても書いているので、シングル家庭での老後対策についても大変参考になる内容が紹介されています。
老後2000万円問題がクローズアップされて以来「老後のお金が心配でしょうがない」という方も多いと思います。そんなあなたへ、この「一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!」は、その心配を取り除いてくれる本となっています。
しかし、老後に備えるといっても、老後になってから備えることはできません。そこで、この「一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!」は、各年代(20代・30代・40代・50代・60代)において「何をすべきか」を具体的な数字を用いて、今から(各年代から)できる行動を示してくれます。
この「一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!」は、老後の対策を今からしたいと考えている方へおすすめの本です。