アレックス・バナヤン(ALex Banayan)
1992年8月10日、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。
大学1年生の期末試験の前日、アメリカの有名なテレビ番組『プライス・イズ・ライト』に出場して優勝し、商品の豪華ヨットを獲得。それを売って得た金を元手に、世界で屈指の成功者たちから「自分らしい人生の始め方」を学ぼうと旅に出る。
インタビューを求めた著名人は、スティーヴン・スピルバーグ、ビル・ゲイツ、シュガー・レイ・レナード、ラリー・キング、スティーヴ・ウォズニアック、ピットブル、ジェシカ・アルバ、マヤ・アンジェロウ、クインシー・ジョーンズ、レディー・ガガなど。
19歳のとき、シリコンバレー史上最年少のベンチャー投資家として投資会社アルソップ・ルイ・パートナーズに参加。また、アメリカの大手出版社クラウン・パブリッシャーズの80年の歴史の中で、同社と契約した最年少の作家となる。
2012年、『フォーブス』誌が世界で活躍する30歳未満の起業家やアーティストなどを選ぶ「30歳未満の30人」に選出される。2015年には、『ビジネス・インサイダー』誌が選ぶ「30歳未満の最高にパワフルな人物」の一人に選出される。同年に選出された著名人に、アリアナ・グランデ、エマ・ワトソン、マララ・ユスフザイ、テイラー・スウィフトなどがいる。
『ファストカンパニー』誌、『ワシントン・ポスト』誌、『アントレプレナー』誌、『テッククランチ』などに寄稿する一方、『フォーチュン』誌、『フォーブス』誌、『ブルームバーグ ビジネスウィーク』誌、ブルームバーグTV、FOXニュース、CBSニュースなどの主要メディアにも取り上げられた。
キーノート・スピーカーとして名を馳せ、世界中のビジネスカンファレンスで講演するほか、アップル、ナイキ、IBM、Dell、MTV、ハーバード大学といった組織のリーダーシップチームにサードドアの精神をプレゼントしている。
本書『The Third Door』は、2018年6月刊行後アメリカでベストセラーとなり、『フォーブス』誌で、『2018年に読むべきキャリア本トップ5』として紹介された。
フォーブス誌「30歳未満の最も優れた30人」ビジネス・インサイダー誌「30歳未満の最もパワフルな人物」として選出、紹介された著者であるアレックス・バナヤン氏が「成功者はどのような人生の始まりを過ごしたのか知りたい」と思い、「成功の第一歩は何だったのか?」を紹介する本を探したが、そんな本がないので、自分が成功者の始まりを書いた本を初めて書く人になることを決意し、実際に成功者本人をインタビューして話を聞き、本を書くまでのサクセスストーリーを紹介することで物事を達成するために学んだことや失敗談、諦めない心の大切さを書いています。
・どんな人でもある数多くの失敗談
・諦めない心
・成功者が共通に経験していること
・継続するために大切なこと
・成功するために大切なこと
・行動の大切さ
・行動する上で大切なこと
・発想の広がり
・一歩踏み出す勇気
・失敗に対する考え方
・自分を見直す大切さ
・なぜ自分が何もできないと思うのか
・成功者と自分が違うのか
・人との接し方
・他人に対する気遣いの仕方
・人に何かをお願いするときのコツ
・読んでもらえる文章の書き方
・自分に自信をもつ方法
・緊張に対する対処法
・挫折したときの経験
・思い込みの障害
・自分独自やり方のアイディアをだす方法
・売り込みの交渉術
・前に進む上で大切なこと
この「サードドア 精神的資産のふやし方」は、「どうしても失敗ばかりで前に進めない」「成功者とは特別な人で私にはなれない」「成功者になった人はどうやって成功したのか知りたい」と思っている方へ、成功する人に共通しているものは何かを教えてくれる内容となっています。
ページ数が450ページ余りと見た目には多く感じますが、構成が小説形式で著者の実際に実行したことを次々と紹介しており「今回、著者が実行した行動に対する結果を早く知りたい」と思わせてくれ、読みすすめることが楽しくなる内容になっていますので、ページ数を気にせず読むことができる本です。
事業やスポーツ、ブログ、芸能活動、農業等など、様々なことを始めてみたものの「失敗続きで前に進めない」「もうこれ以上するべき方策はない」「もう諦めたい」と感じているあなたへ、この「サードドア 精神的資産のふやし方」は、もう一歩前に進む勇気を与えてくれる本です。
そして、この「サードドア 精神的資産のふやし方」は、誰しも成功といううものがすぐに訪れたのではなく、様々な成功者が自分と同じ境遇にあったこと、もしくは、もっと過酷な状況にあったことを学べるので、今の自分に勇気が持て「もうちょっと頑張ってみるか!」と思えてくる内容となっています。
「継続することに心が折れそうになっているあなたへ」おすすめする本です。