心遣いと心の整え方を知りたい方におすすめの本「教養としての茶道」

この本の著者(本からの抜粋)

竹田 理絵 RIE TAKEDA

株式会社 茶禅 代表取締役

一般社団法人 国際伝統文化協会 理事長

日本伝統文化マナー講師 茶道裏千家教授

和の教養や精神を身につけて、世界で活躍したいビジネスパーソンに対して、日本の伝統文化や茶道、和の作法で支援するグローバル茶道家。神楽坂生まれの3代目江戸っ子。青山学院大学文学部卒業後、日本IBMに入社。退社後、日本の伝統文化の素晴らしさを伝えたいと株式会社茶禅を創設。銀座と浅草に敷居は低いが本格的な茶道を体験できる茶室を開設。茶道歴40年、講師歴25年。年間世界30カ国の方々に日本の伝統文化を伝え、延べ生徒数は30000人を超える。ブルネイ国王即位50周年のイベントにて茶会披露。各国首相や大使館、官庁、VIP、一部上場企業からの信頼も厚くお茶会を多数実施。千利休から学ぶビジネス研修は、経営者が注目し、企業研究に取り入れられる。ハーバード大学など、茶道を取り入れた教育・教養研修実績多数。おもてなしが評価され、2017年”おもてなしセレクション”を受賞。日経おとなのOFF・ヒルナンデス・スッキリ・あさチャン!・JAL国際線機内誌「Sky Ward」・日本経済新聞・読売新聞・朝日新聞・毎日新聞、その他国内外メディアから取材多数。昨今はニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノなど海外へ日本の伝統文化、茶道マインドを普及する第一人者として広く発信している。

  

この本のあらすじ

茶道の所作を通じてビジネスでも使える心遣いとつねに気をつけておくべき心の持ち方を説明し、日々の暮らしの中での心の整え方について読者に伝えています。

昔から伝えられている茶道の歴史についても詳しく分かる内容となっています

   

この本で学べること

Grandmother, Kids, Laptop, Myanmar, Burma, Asia

・茶道の所作

・抹茶は苦いものという思い込みの間違い

・茶道の魅力

・もてなす心と準備に対する工夫

・抹茶ができるまでの工程

・日常の生活に取り入れるべき心の持ちよう

・外国人から見た日本の伝統文化の捉え方

・戦国時代になぜ武将が茶道にハマったのか

・スティーブ・ジョブズと茶道との共通点

・松下幸之助と茶道の考えかたの意外な共通点

・イチローの考え方と茶道の精神との共通点

・お茶の歴史背景

・わびとさびの意味

・茶道の精神を日常の生活に取り入れる方法

・茶道と禅との関係

・禅の心

・今を大切にする心

・書道の知識

・香道の知識

・日本では当然でも外国では珍しい事象

・お茶会で知っておくと良い知識

・日常で使える禅語の考えかたと活用法

・瞑想の仕方

     

なぜおすすめするのか

Hand, Bouquet, Fence, Gift, To Give, Congratulate

この「教養としての茶道」は、茶道の中での精神とそれにつながる禅の心が、どのようにビジネスや社会生活に活用できるかということを解説しており、忙しく日々の生活が落ち着かないという方には、心を落ち着かせる方法を教えてくれる内容になっています。

特に日本人に多く取り入れられているといわれる「おもてなしの心」がどんなことで成り立っているのかがわかります。

そして、茶道のことを全く知らないでいる方へは、今後、茶道と突然触れ合うこととなったときのための知識も書かれているので、いざというとき(お茶会に誘われた時)の参考になります。

  

まとめ

Sunset, Spring, Melting, Ice, Nature, Landscape

茶道に触れる機会が少ない方も多いと思いますが、外国から来られる方は意外にも茶道に興味を持つ方が多いそうです。そんな中でこの「教養としての茶道」でも書いてありますが、いわれてみれば日本の伝統文化である茶道について日本人として全く知らないというのもなにかおかしい気がします。そこで、この「教養としての茶道」は、そんな茶道に触れたことがない日本人の読者へ茶道の基礎知識をつけてくれる本です

また、この「教養としての茶道」は、茶道と茶道の精神と共通する禅の心がどうゆうもので、人との付き合いにおいてどのように活用できるのかについても書かれており、人と付き合っていくうえで取り入れるべき日常の心の持ちようについても参考になる考え方を学ぶことができます。

この「教養としての茶道」を読むことによって、茶道の基礎知識とともに自分の心の落ち着け方などもあわせて学ぶことができます。

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