マイケル・E・ガーバー（Michael E. Gerber)
スモールビジネス向けの経営コンサルティング会社 E-Myth Worldwideの創設者。
E-Myth社では独自のメソッドを開発し、20年間で25,000社以上のスモールビジネスに対してアドバイスを行ってきた。
そのメソッドは大企業でも高く評価され、アメリカン・エキスプレス、ソロモン・スミス・バーニー、マクドナルドジョン・ハンコック・グループ（大手保険会社）など多数の顧客先を抱える。
スモールビジネスを成功させる独自の手法を公開した本書は、全米ベストセラーとなり、世界20カ国で翻訳。
カウフマン・センターなどでの起業家養成講座のテキストとしても活用されいる。
「サラ」というピザ屋を目指して独立した人物を事例に出して、事業を大きくするのに失敗したところから「なぜ失敗したのか」「どのようなことが足りなかったのか」「これから何をしていかなければならないのか」を指導していくという形式で成功するためにしなければならないことを書いています。
そして、実際に事業をしている会社の成功や失敗してきた事例を交えながら、起業して成功するための事業の進め方を解説しています。
・経営に失敗する事例
・どうして多くの人が事業に失敗するのか
・起業に成功するためのポイント
・起業するときの多くの人がもつ心理状況
・起業する人が陷る心理的わな
・個人経営の実情
・起業した自分を客観的に見る方法
・事業を開始後、多くの企業が経験する事象
・従業員を雇うとはどうゆうことか
・経営がうまくいかなくなるときのパターン
・起業家の持つべき資質
・成功した起業家の重要視する視点
・事業を始める前の心構えと注意点
・「事業パッケージ化」という考え方
・フランチャイズビジネスが成功した秘訣
・自分がいなくてもうまくいく会社の仕組み
・顧客満足度の上げ方
・接客や売り方のコツ
・その事業をする意味があるかを測る基準
・思い通りに従業員を働かせるコツ
・事業を進行する上でのシステム化の方法
この「はじめの一歩を踏み出そう」は、実際に事業を始めるにあたって多くの方が経験するであろう事柄について紹介しており、もし自分が事業を始めとようと思い実際に始めたときの「転ばぬ先の杖」になってくれる内容が多く盛り込まれています。
そして、起業をした「サラ」との会話形式となっており、起業しようと考えている読者のギモンをこの「サラ」が代わりに質問してくれており、かゆいところに手が届くような親切な内容となっています。
実際に著者のマイケル・E・ガーバー（Michael E. Gerber)氏が出会った成功する会社の事例や成功したコツも書いているので自分の起業した場合の会社で取り入れることができる具体例を学べます。
多くの企業が失敗し倒産に追い込まれているなんて情報を耳にして起業することに不安を持っているあなたへ、この「はじめの一歩を踏み出そう」は、「なぜそんな会社倒産に追い込まれてしまっているのか？」ということを教えてくれる内容になっており、その「なぜ」を教えてくれるので、表題にもある「はじめの一歩を踏み出す」勇気を与えてくれます。
事業を立ち上げてから、事業を成熟させてあなたののぞみを叶えるまでを段階的に解説しているので、最初の一歩から、集大成に至るまでの行動で一つ一つ何をしていけばよいか教えてくれる本です。
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