倒産経験から学びを得たい方におすすめの本「なぜ倒産 破綻18社に失敗の法則」

この本の著者(本からの抜粋)

株式会社 帝国データバンク

1900年創業。国内最大手信用調査会社

株式会社 東京商工リサーチ

1892年創業。

世界最大級の企業データを提供する調査会社

日経トップリーダー

企業経営者向けの月刊誌(日経 BP 刊行)1984年「日経ベンチャー」として創刊し、2009年「日経トップリーダー」に誌名変更。経営者の成長にコミットし、各経営者の独自の発想や高収益企業を支えるユニークな仕組みなどを取材、分かりやすく解説する。本書の題材となった「破綻の真相」は、1992年「倒産の研究」として始まり、30年続く人気連載。

     

この本のあらすじ

過去に倒産を経験した会社の「なぜ倒産したのか」「倒産までにどんな状態であったのか」「どんな原因で倒産への道をたどらざるをえなかったのか」など、企業が倒産の状態になるまでの実例を紹介しています。

また、倒産を経験した企業オーナーや関係者の実際に経験した当時の実話を赤裸々に告白した実情が書かれています。

     

この本で何が学べるのか

・粉飾決算をした会社の実例

・粉飾決算をする経営者の心理

・倒産の定義

・コロナ禍での企業状況

・粉飾が何故起こるのか

・成長企業の見えない部分の内情例

・各倒産事例での倒産原因

・売上拡大を狙った失敗例

・製造業と為替の関係

・企業の成長期に考えておかなばならないこと

・事業拡大時の怖さ

・緻密な予測の大切さ

・いいときは長く続かないという教訓

・時代の変化の企業への影響

・急拡大に秘める問題

・決断の難しさ

・新しい分野に目を向ける大切さ

・スモールスタートの大切さ

・利益を取ることの大切さ

・過去に倒産した企業の実情

・倒産を経験した社長の実話談

         

なぜおすすめするのか

この「なぜ倒産 破綻18社に学ぶ失敗の法則」は、業績が伸び盛りで倒産すると思えなかった企業が、あることをきっかけにして倒産への方向へと向かうことの実例を紹介しているので、自分が会社経営で業績不振に陥らないために常に気をつけておかなければならない教訓の多くを教えてくれる本です。

そして、紹介されている18社の倒産事例の中で、表題にも書かれていますが、どの会社も「倒産に至るまでの原因に類似性がある」ことに気づかせてくれるので、会社経営を行う上で会社の経営を傾かせないための方策を備えておくための参考にもなります。

     

まとめ

起業していきたいと考えている方も多いと思います。そんなあなたへ、この「なぜ倒産 破綻18社に学ぶ失敗の法則」は、会社経営が順調なときにこそ知っておかなければならない教訓を教えてくれる本となっています。

そして、この「なぜ倒産 破綻18社に学ぶ失敗の法則」は、「これから起業しようと考えている方」や「順調に事業が進んで、これから、もっと、事業を拡大していきたいけど何を気をつけておけばよいか知りたい方に転ばぬ先の杖としての知識を与えてくれます。

     

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