石角完爾 いしずみ・かんじ
1947年京都府生まれ。京都大学在学中に国家公務員上級試験、司法試験に合格。同大学を主席で卒業後通商産業省（現・経済産業省）を経て弁護士に。ハーバード大学ロースクール修士号取得、ペンシルバニア大学ロースクール証券法修士課程修了。1978年ハーバード大学法学校博士課程合格。ニューヨーク、ウォールストリートの法律事務所シャーマン・アンド・スターリングを経て、現在、東京の千代田国際経営法律事務所所長、代表弁護士。ベルリンのレイドン・イシズミ法律事務所代表。国際弁護士としてアメリカ、ヨーロッパを中心にM＆A のサポートなどで数多くの実績がある。2007年、難関の試験を経てユダヤ教に改宗し、ユダヤ人となる。米国認定教育コンサルタント。スウェーデン在住。著書に『ファイナル・クラッシュ』（朝日新聞出版）『日本国債 暴落のシナリオ』（共著、中経出版）『改訂版アメリカのスーパーエリート教育』（ジャパンタイムズ）、『お金とユダヤ人』（ソフトバンククリエイティブ）、『日本人の知らないユダヤ人』（小学館）など多数。
ユダヤ人が、大事に語り継いできた「タルムード」の中から、現代人が知っておくと良いとされる説話を翻訳し、その内容を解説している本です。
説話（ちょっとした小話的なもの）とその考え方の解説が順序だてて書かれており、一つ一つが考えさせられ、興味のわく面白い内容となっています。
・リスクのとり方
・日常のリスクに対する考え方
・諦めない心
・賢く慎重になるコツ
・備えることの大切さ
・子供への金融教育
・想定外の排除の仕方
・権力に負けない方法
・適正判断のとり方
・お金を生み出す仕組み
・情報に対する判断の仕方
・固定観念の排除の仕方
・助け合いの精神
この「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」は、現代に生活する上での考え方にとても参考になる説話を選んで翻訳してくれています。
生きているうえで様々な判断やリスクが襲ってくる中でその時に覚えていれば、参考になる内容が盛りだくさん書かれています。
この「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」の中の教えを知っておくことで、事前のリスクに対する備えになります。
また、説話が短い小話のような形で書いてあるので、とても読みやすく、その後の解説も詳しくなおかつ、わかりやすく書いてあるので非常に読みやすい構成となっています。
世界の中でもお金持ちが多いといわれているユダヤ人が、小さい頃から金融知識の教科書的な存在として語り継がれている「タルムード」は、現代でもとても参考になる内容となっています。
読んでいて「子供の頃に出会いたかった本だ！」と思わせられる本です。
ユダヤ人は「タルムード」を子供の金融教育に使っていたとされ、子供に対して「あなたならどうする？」といって、説話の内容に対する対処法を考えさせる事により、「考える力」「リスクに対して備える力」「判断の仕方」などを学ばせていたとされています。
この「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」を読むことによって、「今から独立してビジネスを始める」「投資をスタートする」「明日に不安がある」なんて考えている方に対して、参考にすると良い材料を与えてくれます。
「どんなリスクがあるのか」「今自分にどんなリスクに対する備えが出来るのか」そんな悩みを解決してくれる本です。
この「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」を読むことによって、リスクに対する備えが出来るようになります。
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