湯之前敦 ゆのまえ あつし
1965年生まれ。ファイナンシャルプランナー(AFP)国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト。30年間、金融業界に従事。2000年以降はファイナンシャルプランナーとして、個人資産運用・ライフプラン・住宅ローンの相談・見直し等に携わる。総相談件数は1000件以上にのぼる。
まずは、基礎知識や資産運用を始めるまでの心構えを皆さまに伝えることから始まり、投資の種類とやり方、気をつける点などが書かれています。
全く資産運用のことを何も知らない方へ向けて、とてもわかりやすく書いてある本となっています。
・投資に対する心構え
・投資が何故必要なのか
・投資の種類
・投資の注意点
・投資での得の仕方
・お金に対する考え方
・金額別投資方法
・お金の仕分け方
・ネット銀行に対する知識
・投資のメリット・デメリット
・運用益の相場感
・クレジットカードの知識
・保険の知識
・NISAの仕組みや便利さ
・「401k」についての知識
・財形貯蓄の知識
「資産運用なんて私には必要がない」「そんな資産なんてない」と思っていても、ネットやSNSで、株やFXなんて話題が取り出されているとなんか気になっている方も多いと思います。
そんななか、この「資産運用の超入門書」は、貯金がない私でも資産運用が出来る事に気づかせてくれる本となっています。
資産運用をするのに一歩が踏み出せない方の多くは、「難しそう」とか「よくわからない」と思っている方が多いと思います。
この「資産運用の超入門書」では、そんな「よくわからない」と思ってる方向けに丁寧にしかも簡単に資産運用について解説しています。
初歩の初歩から書かれていますので、読みやすく資産運用に興味が持てるようになる内容となっています。
資産運用なんて言葉を使うから、難しく感じたり、わかりにくいのかもしれませんが、私なりにわかりやすくすると、資産運用とは、「銀行預金の金利よりも、儲かる行為」といえます。
多くの方が、何かしら銀行にお金を預けていると思いますが、預金金利の低さはよくわかっていると思います。
その預金を例えば、「ネット銀行に預けた場合はどうなるのか?」、「証券口座に預けたらどうなるのか?」ということを学び実行するのも資産運用となります。
また、「余剰金がある人が投資をすることが出来るんだから、余剰金のない私は資産運用なんてできない」と思ってる方へは、「余剰金をつくるにはどうしたらいいか?」「余剰金に対する考え方」「毎日の積み重ねに対する考え方」などが書かれています。
この「資産運用の超入門書」に書かれていることはSNS等で「教えます!」という文言でうたわれているサイトの内容もたくさん盛り込まれ、ページ数も140ページ程度と比較的少ないので、内容が濃く読みやすい本となっていますので「資産投資とはなんだろう?」とか「銀行預金はどのくらいだろう?」「ネット銀行はどんな感じなんだろう?」「投資にはどんな物があるんだろう?」と思っている方へおすすめの本です。
この「資産運用の超入門書」を読むと、今日から皆さまの預金が少しでも増える手助けになります。