鶴田豊和(つるた・とよかず)
一般社団法人本質力開発協会 代表理事。行動心理コンサルタント。世界一の情熱発見ツールと呼ばれるパッションテストの日本初の指導者。
無名の中小企業で仕事が合わず、うつ状態のときに、さまざまな自己分析の末に自分の情熱を見つけ、マイクロソフトに正社員として入社。マイクロソフトの人事として、数千名の面接経験を持ち、さまざまなキャリアに精通。マイクロソフト社内でトップ3%以内の成果を出し、Asia Gold Awardを受賞。
その後独立し、【誰もが無理なく、自然体で結果を出せる】行動心理メソッド「エッセンシャルコード」を普及。これまでのべ1万人以上をサポートし、天職や夢の実現に導く。講演家としても国内や海外で活躍。『ザ・シークレット』登場メンターをはじめ、世界的スピーカーたちと同じ舞台に登壇し、気鋭のコンサルタント兼スピーカーとしても注目を浴びている。
主な著書に、シリーズ累計発行部数20万部突破の『「めんどくさい」がなくなる本』『「つまらない」がなくなる本』(いずれもフォレスト出版)、訳書に『心に響くことだけやりなさい!』『ブレイクスルー!』(いずれもフォレスト出版)がある。
何事にも「めんどくさい」と思っている主人公のミユキが、本社から来た上司のチサトから「なぜめんどくさいと思うのか」ということや「めんどくさいと思うことを解消するテクニック」を教えてもらい、めんどくさいと思うことを克服し、それに伴って起きる効果を解説しています。
・なぜ「めんどくさい」と思ってしまうのか
・「めんどくさい」と思うときの心のブレーキ
・「めんどくさい」は「不真面目」だからなのか
・心のブレーキの外し方
・直感の大切さ
・固定観念に縛られないための心の持ち方
・発想の転換法
・様々な場面で使える柔軟な思考法
・行動できない人の心理状態
・行動する上での勘違い
・できる人の意外な傾向
・行動力をつける意外な思考法
・他人を嫌いと思うのはなぜか
・自分を苦しめる考えかたの解消法
この『マンガで「めんどくさい」がなくなる本』は、まずなんといってもマンガで書いてあるので、とても読みやすく内容がすんなり入ってます。
そして「めんどくさい」と思うことは、意外な自分の心理状態にあることを気づかせてくれ、読者にも「そうそう!あるある!そんな感じ!」という共感できる心理状況の悩みを紹介し「そう思うのはなぜなのか」「その悩みを解消するにはどうしたらいいのか」を教えてくれます。
書き方もドラマ仕立てのストーリー形式となっており、早く先が読みたくなる構成となっているので、最後までスムーズに読みすすめることができ、表紙にも書いてありますが、本を読むのが苦手な方でも読みやすい本です。
また、各章にまとめが書いてあるので、何について学んだのかが振り返ることができます。
「自分は行動力がないな〜」「今日も何もできなかった」「自分はだめなやつだな〜」なんて考えているあなたへ、この『マンガで「めんどくさい」がなくなる本』は、そんな気持ちを楽にしてくれます。
そして「とにかく頑張らなきゃ!」「必死に毎日を過ごさなきゃ!」と頑張りすぎて、毎日が辛く思えている方へも、そんな毎日に変化を及ぼすことの手助けになります。
また、この『マンガで「めんどくさい」がなくなる本』は、心理学的な解説が入っているためか、日頃信じていた自分の考えかたが間違っていたのかもしれないということに気づかせてくれ、標題は「めんどくさいがなくなる」となっていますが、「めんどくさい」の解消法だけでなく、日々の行動力を高めるためにもとても参考になるおすすめの本です。