マックス・ギュンター
投資家。かつてスイスの銀行会に身を置き、世界的にも名を知られた金融マフィア[チューリッヒの小鬼たち]の1人を父に持つ。13歳で株式マーケットに参入し、財を成す。
父はスイスの銀行家で、チューリッヒで生まれ育った。銀行の仕事は父にとって重要なものだったが、本当に大事なものについて、私に話してくれたものがある。その一言は、父の墓石に彫り込まれた。「彼は賭け、そして勝った」。
投機のルールは、スイスの銀行界や投機筋の仲間内で暗黙の了解事項として培われ、やがて「チューリッヒの公理」と呼ばれるようになった。それは真実であり、深みのある意味を持ち、いくらか冷淡で、神秘に等しい。投機の哲学というだけでなく、人生の成功にとってのしるべでもある。「チューリッヒの公理」は、多くの人々を金持ちにした。(本書より)
投資を行う場合のリスクや投資リスクへの考え方、投資をするときに陥りやすい心理を12の公理として上げ、その陥いったり、失敗しやすい事象を避けるための方法と投資初心者からベテランまで、すべての投資家に向けて、投資をする場合の根本的な心構えを紹介した内容となっています。
・チューリッヒの公理
・投資リスクの管理法
・投資リスクに対する考え方
・子供に対する金融教育の大切さ
・投資でリスクをとる大切さ
・何とかするという心の持ち方
・投資成功者の考え方
・分散投資のデメリットと
気をつけておくこと
・欲についての考え方
・勝負に出るとき心がけておくこと
・売ってしまった株に対して考えること
・投資における錯覚
・投資でうまく行かなくなったときの行動
・投資で後悔しないための考え方
・市場での相場を予測するとどうなるか
・投資家の具体的失敗談
・投資傾向でのジンクスはどうゆうものか
・ギャンブルで勝つということの真意
・ちょっと違う角度から見る投資法
・投資の直感の使い方
・投資で慢心しないための方法
・投資で陥りやすい心理
・投資における他人の意見の扱い方
・長期投資のデメリットと対処法
この「マネーの公理 スイス銀行家に学ぶ儲けのルール」は、投資をする方にとって、マイナス面方向に陥りやすい心理を学ばせてくれる内容となっています。
まず、この「マネーの公理 スイス銀行家に学ぶ儲けのルール」の中の12の公理を学んでおくことによって、投資の失敗を軽減することができます。
実際にあった具体的な失敗例を書いているので「どうしてその行為が悪いのか」「陥りやすい悪い行動をするとその後はどうなるのか」が、とてもわかり易く書いてあるので、投資をする上でのリスク回避の参考になります。
どうしても投資をしていると夢中になってしまって、のめり込んでしい意図していないことや「あの時あんな事しなければよかった」と後悔してしまうということはよくあることです。
ですが、この「マネーの公理スイス銀行家に学ぶ儲けのルール」には、誰にでも起こりうるそんな「やらなければよかった」という行為を具体例を上げて前もって教えてくれる本です。
この「マネーの公理 スイス銀行家に学ぶ儲けのルール」を投資において迷ったときや熱くなった時に読み返すと落ち着きを取り戻せます。
この「マネーの公理 スイス銀行家に学ぶ儲けのルール」は、何度も読み返すことによって、投資における成功に導ける投資の教科書的な本です。