ジェレミー・シーゲル(Jeremy J.Siegel)
ペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授(金融学)。コロンビア大学卒業、マサチューセッツ工科大学(MIT)で経済学博士取得。金融市場に詳しく、CNN、CNBCなどでコメンテーターとしてたびたび登場。ウォール・ストリート・ジャーナル、バロンズ、フィナンシャル・タイムズ(FT)のコラムニスト。JPモルガンでの教育研修トレーニングを担当。著書に、株式長期投資の名著としてロングセラーを続ける『株式投資』(日経BP社)。
長い歴史の中での株価推移やリターンの結果を様々な前提を基に抽出し、もし、抽出した前提に応じて株式投資をしたらどうなったかということを研究・解説しています。
常識にとらわれず「もしこういう条件であったらどんな投資結果になったのか」ということを調査しており、意外な事実を証明しています。
・過去のデータによる株価推移の研究結果
・新興企業投資のわな
・配当に注目する大切さ
・株価の上昇にとらわれてはいけない戒め
・S&P500の過去の意外なデータ
・成長市場わな
・企業の悪い材料が好材料となるパターン
・S&P500に採用された企業の株価推移
・企業の増益率の捉え方
・企業の価値を測る基準
・高いリターンを生む企業の見極め方
・A&P500と各セクターとの歴史的事実
・バブル期の立ち振る舞い方
・株式市場での教訓
・バブル期に持つべき冷静な見方
・新技術と株価との意外な関係
・設備投資と株価の意外な関係
・企業文化の大切さ
・生き残るための配当に対する捉え方
・リスク許容範囲内での投資の大切さ
・株価下落時の高配当株の有用性
・株を長期保有するときのリターンリスク
・高齢化社会が株価に及ぼす影響
・新興国と株価の関係
この「株式投資の未来」は、古くから読みつがれてきた、株式投資のバイブル的本となっており、投資初心者が読むべき本の中にノミネートされている本で、19回の増刷を繰り返すほどの多くの方が手に取った本です。
この「株式投資の未来」は、過去の株価や配当の実績をもとに様々な場面でどのように投資をしていたほうが良かったのかということを研究しており、読者に代わって様々なパターンの投資の事例を紹介しているので、今後読者が投資先を選ぶ基準の多くを学ぶことができます。
そして、この「株式投資の未来」は、意外な事実も多く書かれており「これが王道だ」と思っていた株式投資に対する事項にも「そうじゃなかったんだ」という気づきを与えてくれます。
株式投資初心者にとって「どんな銘柄を選べばいいんだろう」とか「指数連動型というものを選んで本当にいいのだろうか」とか「銘柄の組み合わせは無限にあってどんな組み合わせをした時にどんな結果がで出たんだろう」と心配になる方も多いと思います。
そこで、この「株式投資の未来」は、そんなあなたの悩みを解決してくれる本となっています。
読者の代わりに歴史的データを拾い集めリターンがどうであったのかということを研究し、結果を教えてくれるので、過去のデータにおいてどんな投資をした時にどのような結果になったのかが分かるので、今後投資をしていく上での一つの指標を与えてくれます。
この「株式投資の未来」は、投資を始める上でも、始めたあとでも株式投資において意外な事実を知る上でとても参考になる本です。