中谷彰宏(なかたに・あきひろ)
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。博報堂に入社し8年間CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年に独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。人世論、ビジネスから恋愛エッセイ、小説まで、数多くのロングセラー、ベストセラーを世に送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている。
【中谷彰宏公式サイト】https://an-web.com/
1050冊の本を書いてきた著者の中谷彰宏氏が、多くの文章を書いてきた経験により気づいた「心に残り」かつ「心に響く」文章を書くコツを68の項目に分けて解説しています。
・心を動かす文章を書くための3つのポイント
・文章を映像でとらえてもらうための書き方
・文章を書くときの心構え
・他人に伝えるためのターゲットの絞り方
・文章を書くときの手順
・読み手に刺さる文章の書き方
・読みたくなる文章とはどういうものか
・文章に説得力をもたせるコツ
・文章を書く上での大切な経験
・客観的に自分の文章を見る方法
・言葉に対する定義
・文章の構成の仕方
・結末を書くうえでの考え方
・接続詞への考え方
・文章に入れないほうが良い記号
・書くことに詰まったときの対処法
・添削を受け入れる心
・手の内を文章にいれる大切さ
・読み手側の気持ちになれるコツ
・気持ちを伝えるための工夫
・信用されなくなる文章の例
・書く前にしたほうが良いこと
・出だしの一文への考え方
・文章と自分のからませ方
この「1秒で刺さる書き方」は、文章をどうやったら深く読み手の心に伝えることができるかということの具体的な方法や感覚をわかりやすく教えてくれる本です。
そして、この「1秒で刺さる書き方」を読むと「書くこととはそういうことだったのか〜」という新たな視点を養ってくれ、文章を書くときの感覚的なコツを学ばせてくれます。
また、文章の構成も話しかけ口調で読みやすく読むことが苦手な方でも読みやすい書き方となっていますので、スムーズに読み進められる本です。
ブログや報告書等で読み手に伝わる文章が書けないと思っている方も多くいると思います。そんななかでこの「1秒で刺さる書き方」は、なぜ自分が心に残る文章を書けないのかを気づかせてくれる本となっています。
文章を書くときにはどうしても独りよがりの文章になってしまいがちですが、この「1秒で刺さる書き方」を読むと「読み手側に立った文章の書き方とはどうゆうものか」ということが学べます。
そして、文章を書くことがうまくいかなくて悩んでいて「自分はだめかも」と思っているあなたの気持ちを軽くしてくれる要素を多く与えてくれる内容となっていますので、文章を書くことに悩んでいる方へはぜひおすすめしたい本です。