牧野知弘 まきの・ともひろ
東京大学経済学部卒。第一勧業銀行(現:みずほ銀行)、ボストンコンサルティンググループを経て、三井不動産に勤務。J-REIT(不動産投資信託)執行役員、運用会社代表取締役を経て独立。現在はオラガ総研株式会社代表取締役としてホテルなどの不動産プロデュース業を展開。また全国渡り鳥生活クラブ株式会社を設立。代表取締役を兼務。講演活動に加え多数の著書を執筆している。著書に『空き家問題』『不動産激変』『ここまで変わる!家の買い方 街の選び方』(以上、祥伝社新書)、『マイホーム価格革命』(NHK出版新書)など多数。
今後起きるであろう不動産をめぐる変化について、「働き方」や「考え方」「相続」「投資」「バブル」「老朽化物件」など様々な角度から不動産にまつわる未来像について解説しています。
また、現代社会を生きていく上で避けることのできない不動産との関わり方について気づきを与えてくれる内容となっています。
・東京一極集中が今後どうなっていくかの予測
・東京での不動産業界の歴史と現状
・不動産投資の儲けに対する考え方
・日本の不動産業界で今後気をつけておくこと
・不動産業界のデジタル化予測
・不動産業界の今後の問題点
・不動産業界の変化状況
・家選びに対する今後の変化予測
・地方を魅力的に保つために求められること
・土地を巡る相続に対する今後
・今後の空き家問題
・日本のマンションで見えている未来像
・人口と年齢層から見た不動産価格への影響
・相続対策としての不動産の今後
・相続対策に不動産を選ぶかどうかの判断基準
・地政学的に見た不動産業界の今後
・地方空港の活用法
・DXが不動産業界に与える影響
・ワンルームマンション投資の問題点
・区分オフィスの問題点
・不動産投資で常に気をつけておくこと
・オフィスへの考え方に対する未来像
・住環境の未来像
・ビジネスホテルの未来像
・働き方変化の未来像
この「不動産の未来 マイホーム大転換時代に備えよ」は、不動産業界の変化予測とともに様々な角度からこれから迎えるであろう変化について解説しているので、不動産についてだけでなく、「相続」「投資」「働き方」など不動産にまつわる変化とともに「何が」「どのように」変わっていくのかということを総合的に教えてくれ、今後、読者にも襲ってくるであろう対処しなければならいことに気づかせてくれます。
そして「不動産の未来 マイホーム大転換時代に備えよ」を読むことによって、働き方が変われば不動産に対する考え方も変わりおのずと「家に住む」「買い物をする」ということに対する捉え方も変わってくることを知ることができます。
新型コロナウィルスの影響で「働き方」や「楽しみ方」が変わった方も多いと思います。そんな中で、この「不動産の未来 マイホーム大転換時代に備えよ」は、これからもっと変化が起こっていくということを予測した内容となっています。
「今まで良かったので不動産に対して、これからも同じようなことをする」「人に勧められるので不動産の相続対策をする」「家を買ったり、マンション経営をしたい」と考えているあなたへ、この「不動産の未来 マイホーム大転換時代に備えよ」は数多くの警鐘を鳴らしてくれる本となっています。
今後の変化に飲み込まれないように不動産を上手に活用していきたい方へおすすめの本となっています。