岡本公功(Kiminori Okamoto)
ライフコンシェルジュ株式会社代表取締役。
1974年、兵庫県生まれ。ITオタク。実業家。
10歳の頃からプログラムを組みゲームを開発。1994年、初代プレイステーションの開発からゲーム業界にかかわり、その後テレビや映画、ゲーム等のコンピューターグラフィクス分野で活躍。
2005年、株式会社VRバンクを設立。人体スキャン技術やスキャンした立体データをリアルタイムで操作するエンジンなどを開発。さまざまな分野で応用し、2007年、警視庁刑事部捜査第一課より表彰され、メディカル関連でのCG協力などにも貢献。
2014年、ライフコンシェルジュ株式会社を設立、膨大な情報化社会における次世代型有料総合情報サービスを主目的としたIT事業を行う。このかたわら、マイクロドローンを製作したり、カメラを分解し、独自に4K動画撮影可能なマイクロドローンを開発したりと、ユニークな機械工作を趣味として活躍中。
これからの世界が最新技術的分野においてどのように変化していくのかを自称オタクと称する筆者の岡本公功氏が、大胆に予測しています。
そして、今後、2030年から10年刻みで2060年まで起こるであろう画期的変化予測を「なぜそうなるのか?」という理由と合わせて解説しています。
・現代社会情勢の再認識
・AIに仕事を奪われることに対する考えかた
・物事が混ざり合ってきた過去の事実
・世代別の行動の違い
・時代による技術の具体的移り変わり事例
・今後に求められる技術
・流行りというものの原点
・エンタメの今後に与える影響
・気づきにくい時代変化
・今後の情報提供体制の予測
・今後の電子決済サービスの変化予測
・携帯電話の技術変化予測
・自動車の技術の変化予測
・航空機の技術の変化予測
・電波の仕組み
・ビットコインの将来予測
・バッテリーの進化予測
・量子コンピューターの今後の世界への影響
・AIの将来予測
この「オタクが予測する2060」は、今までの変化してきたことに対する「なぜその技術が、今の状態になったのか」を、まず解説しており「なるほど!」と思わせてくれる内容が盛り込んであるので、今までの技術変化が起こってきた背景の「なぜ?」「どうして?」がわかります。
そして、本当にそうなりそうな予測を根拠とともに書いているので、今後の身近な分野における変化がどのようにして起こっていくかの一つの指標とすることができる本です。
「未来を予測してもしょうがないでしょう?」とか「本当にそうなるかわからないでしょう?」と思う方もいらっしゃると思いますが、この「オタクが予測する2060」は、気づいていない変化に気づかせてくれ、今後の未来予測の一つの柔軟な考えかたを与えてくれます。
将来の変化がこの本のとおりとなるとは限りませんが、様々な方が予測する「予測の知識」を多く持っていることで今後の「フッ!」と変化を感じたしたときの行動の指標にしていけます。
この本を読むことで、身近な分野での技術面の未来像の一部を学ぶことができます。